ベアリング(軸受)には使いかたによって種類が分かれます。
「転がり軸受」「滑り軸受」「流体軸受」などの種類があります。
ここでは「転がり軸受」に関するベアリングの特長をご紹介します。
①動力を節約できる
重量を支えている部分が軽く回るため、動力の損失が少なく、また一つの動力で多くのものを動かすことができます。
②起動抵抗が小さい
機械は動き始めるときに、非常に大きな動力を必要とします。
とまっているものが動き始めるときには、
滑りでも転がりでも連続して動いているときの数倍の抵抗になる場合があります。
「ころ」を使うと、はるかに抵抗が小さくなり、小さい動力で済ませられます。
③潤滑剤を節約できる
ベアリングを使うと、接触している部分が少ないので、潤滑剤(油など)の量が少なく済みます。
④維持費が安い
毎日の点検する手間が少なくて済むので、保守の人件費を抑えることができます。
⑤製品の質が良くなる
長期間にわたって機械の精度を保つことができるので、製品の品質を維持することができます。
ベアリングに関するご質問・ご相談はこちらよりお気軽にどうぞ。